Contributed by: Takeshi Miyaoka on 火曜日, 11月 03 2026
Last modified on 火曜日, 11月 03 2026
この記事は、これから開発したい内容を紹介する構想の記事です。ここで紹介する仕組みはまだ実装していません。内容は検討中で、実装までに変わる可能性があります。
今朝の記事(#78)では、国家概況の真下に常に出る「物資の需給」の窓を紹介しました。今夜はその次の一歩として、まだ足りているけれど、このままだと足りなくなる品目を、不足になる前に知らせる「見通し」を考えます。改善項目 UI-066 として登録しました。
今の状態:不足は「今日」の需給率で決まる物資の需給の窓は、その日の需給率(国内の供給 ÷ 需要)が 90% 未満の品目を「不足」として、低い順に最大 10 品目並べます。品目にマウスを乗せると需給調査の窓が開き、押すと資源・物価画面に移ります。資源・物価画面には直近 30 日の供給・需要・価格と、政府備蓄が需要の何日分あるか(在庫日数)が出ており、国家分析の「資源受給概況」では直近 14 日の 7 日平均の線も見られます。
画像1:開発中のデバッグビルドで撮影した国家分析の資源受給概況(検証用のゲーム開始直後の状態のため、線はまだ描かれていません)。
何が足りないか需給率が毎日少しずつ下がっていても、90% を割るまで窓には何も出ません。不足と表示された時には、輸入の手配も、設備の増設も、もう間に合わないことがあります。データ自体は毎日記録しているのに、「この品目はいつ足りなくなりそうか」を教えてくれる場所がないのが今の課題です。また、不足中の品目に政府備蓄を放出している時も、備蓄があと何日もつかは分かりません。
構想 1:これから足りなくなる見込みの品目品目ごとに、日々の需給率の 7 日平均を直近 14 日分つくり、その傾き(1 日あたりどれだけ下がっているか)を求めることを考えています。
窓では「足りない物資」の一覧の下に「これから足りなくなる見込み」の段を設け、残り日数の短い順に最大 4 品目を「あと N 日」と琥珀色で並べたいと考えています。不足中の品目には、政府備蓄がある時だけ「備蓄 N 日」(備蓄 ÷ 足りない量)を添えます。良・注意・悪いの札は今の不足だけで決め、見込みでは変えません。
構想のモック(開発中の検討案)。品目と数値は説明用の例で、実際のゲームの値ではありません。
構想 2:需給調査の窓に「見通し」のグラフ見込みの品目にマウスを乗せた時の需給調査の窓には、調査結果の下に「見通し」の囲みを加えることを考えています。直近 14 日の 7 日平均の線を実線、その傾きを延ばした先を点線で描き、90% の線と交わる所に印を付けて「あと 6 日(12 月 7 日ごろ)」と示します。調査結果は「不足していません」のまま、「このままだと 6 日後に不足の見込み」と一言添えます。原料・稼働率・設備の能力の点検は今と同じなので、例えば「人手不足で 4% が停止」なら、不足の前に雇用を見直す、という手が打てます。
構想のモック(開発中の検討案)。線と数値は説明用の例です。
実装の段取りと、他の仕組みとの関係計算は資源・物価画面がすでに集めている 30 日分の供給と需要を使い、画面を表示する時だけ行うつもりです。セーブデータに新しい記録は足さず、毎日 0 時の経済処理にも手を入れません。順番は、傾きと日数の計算と試験 → 物資の需給の窓の段 → 需給調査の見通しのグラフ → 英語の表記の確認、を考えています。見込みが分かれば、資源・物価画面の「次の一手」(輸入・備蓄の放出・増産)を不足の前に検討できるようになり、民間が銀行の融資で設備を増やす仕組み(#72)で増産が追いつくまでの時間を稼ぐ、といったつながりも生まれます。
ご意見をお聞かせください「あと何日」の予告は、14 日先まであると便利でしょうか、それとも近い数日だけの方が見やすいでしょうか。また、見込みが出た時に札の色まで変わる方がよいか、今のように不足だけで札を決める方がよいか、感想をいただけると参考にします。
画像1は開発中のデバッグビルドを検証用の手順で撮影したもの、画像2・3は構想のモック(開発中の検討案)です。数値は説明用で、実際のゲームの値ではありません。
今朝の記事:DEVELOPMENT SNAPSHOT #78 — 足りない物資が常に見える:国家概況の下の需給の窓
資源受給の 7 日平均:DEVELOPMENT SNAPSHOT #57 — 30日を読む線を穏やかに:資源受給グラフの7日平均