ようこそ! Happa, Anonymous 木曜日, 11月 05 2026

DEVELOPMENT PLAN #83 — 元首が課題を出す:目標との差から四半期の宿題

この記事は、これから開発したい内容を紹介する構想の記事です。ここで紹介する仕組みはまだ実装していません。内容は検討中で、実装までに変わる可能性があります。

今日の開発で、内政方針は国家元首の性格から決まるようになり、地図の右上の暦の下にある国家分析の図に、国の今の姿と「元首の目標」を重ねて見られるようになりました。ただ、この目標は今のところ眺めるだけのものです。今夜は、元首が目標との差を見て四半期ごとに課題を出し、その達否で元首の評価が変わる、という構想を紹介します。改善項目 DOM-041 として起票しました。

今の状態:目標は見えるが、まだ何も起きない

国家分析は、暮らし・安定・産業・財政・信仰の 5 項目を 0〜100 の点数と S〜E の等級で示す五角形の図です。今日の変更で、国の現状を緑の実線と薄い塗りで、国家元首の目標を金の破線で、常に重ねて描くようになりました。目標は元首の性格(16 タイプ)ごとに決めてあり、例えば ESTJ の元首は「財政を立て直す国」を掲げ、財政 95・安定 90 を目指します。画像の帝国の元首は慎重・保守的な性格で「暮らしを守る国」を掲げており、今は信仰が目標を大きく下回っています(等級 E)。

画像1:開発中のデバッグビルド(11 月 5 日の開発版)を検証用の手順で撮影した地図の画面。右上の暦の下に、国家元首と国家分析の図、内政方針を表示しています。

一方で、仕様では元首の目標は「表示用の到達目標」で、近づいても離れても点数や国の状態は変わりません。図を見れば差は分かりますが、元首が一番気にしているのはどこか、いつまでに何をすればよいかは、プレイヤーが自分で読み取るしかありません。

何を面白くしたいか

国家元首は、人事や研究の案を持ってくる役職者(#75)とは違い、プレイヤーが任命する相手ではありません。それでも「この元首のもとで国を動かしている」という手触りがあると、同じ国でも元首の性格によって遊び方が変わるはずです。目標の破線を、期限のある宿題に変えることで、予算や税制、福祉の判断に「今期はここを上げたい」という筋が通るようにしたいと考えています。

構想 1:四半期ごとの「元首の課題」

四半期の初日(1 月・4 月・7 月・10 月の 1 日)の 0 時に、元首が 5 項目のうち「目標 − 現状」の差が最も大きい項目を 1 つ選び、課題として出すことを考えています。

  • 課題の値:現状に差の半分を足した値で、上げ幅は 10 までにします。例えば財政が目標 95 に対して 58 なら、課題は「財政を 58 → 68 へ」です。
  • 期限:その四半期の末日です。暦の下の国家分析では、課題の項目の軸を金で強調し、課題の値に菱形の印を置き、残りの日数と進み具合の棒を添えます。
  • 選ばない時:どの項目も目標に届いていれば、その四半期は課題を出しません。

上げ幅を小さく区切るのは、目標まで一気に届かせるのではなく、3 か月で手の届く一歩を毎回示したいからです。

構想のモック(開発中の検討案)。数値は説明用の例で、実際のゲームの値ではありません。

構想 2:達否で変わる「元首の評価」

期限の日に、その項目が課題の値に届いていれば「達成」、届かなければ「未達」とし、元首の評価(0〜100、就任時 50)を ±10 動かしたいと考えています。評価が 70 以上の間は各リージョンの安定度の目標値を少し上げ、30 以下の間は少し下げます。資金や物資を直接生むものにはせず、国の落ち着きに静かに効く程度にとどめるつもりです。

課題の発表と判定は、元首の肖像と一言を添えた通知で知らせ、直近 4 四半期の記録を並べます。一言は元首の性格と結果ごとにあらかじめ用意した文言にします。元首が交代したら評価と課題は破棄し、新しい元首は 50 から始めます。

構想のモック(開発中の検討案)。肖像はシルエットに置き換えています。数値は説明用の例です。

実装の段取りと、他の仕組みとの関係

順番は、(1) 課題と評価の保存と四半期の判定、(2) 安定度の目標値への補正、(3) 暦の国家分析の表示と通知(日英)、(4) 同じ日を計算し直しても評価が二重に変わらないこと・交代で破棄されることの試験、を考えています。判定は四半期の初日と末日に国の数だけ行う軽い処理にし、日々の処理を重くしないようにします。

「目標は表示用で効果を持たない」という今の内政方針の仕様を変えることになるため、採用する時に仕様を見直します。課題を達成する手段は、政務官の予算案や税制の改革(#80)、福祉の財布(#81)など、すでにある・構想中の仕組みそのものです。課題はそれらを「今期どれを使うか」選ぶきっかけにしたいと考えています。

ご意見をお聞かせください

元首の課題は、四半期ごとくらいがちょうどよいでしょうか、それとも 1 年ごとの大きな課題の方が遊びやすいでしょうか。また、未達が続いた時に評価が下がるだけでなく、もっと重い出来事(元首の交代など)につながる方が面白いか、感想をいただけると参考にします。

画像1は開発中のデバッグビルドを検証用の手順で撮影したもの、画像2・3は構想のモック(開発中の検討案)です。数値は説明用で、実際のゲームの値ではありません。

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