ようこそ! Happa, Anonymous 日曜日, 11月 08 2026

DEVELOPMENT PLAN #87 — 壊れた装備はどこで直す:現地の補修と後方の工廠

この記事は、これから開発したい内容を紹介する構想の記事です。ここで紹介する仕組みはまだ実装していません。内容は検討中で、実装までに変わる可能性があります。

今朝の記事(#86)で、生産画面に「工廠の稼働」と「配備/必要数」が並ぶようになりました。工廠は今、新しい装備を作るためだけに動いています。では、戦闘で傷ついた装備はどこで直すのでしょうか。今夜は、壊れた装備を「現地で直せる分」と「後方の工廠でしか戻らない分」に分け、工廠の作業を新規製造と修理で分け合う構想を紹介します。既存の改善項目 BTL-013 を土台にし、構想の内容をチケットに追記しました。

開発中のデバッグビルドで検証用に撮影した、今の生産画面。工廠の稼働(1.2 / 2)は新規製造だけに使われ、修理の予約はまだありません。

今の状態:損傷は残るが、直せる装備は一部だけ

戦闘で装備が受けた損傷は、戦闘が終わっても装備に残ります(以前は戦闘後に自動で元に戻っていましたが、今は残す仕様です)。残った損傷は毎日 0 時に現地で補修され、国の資材を使った分だけ減ります。移動中は補修せず、完全に失われた装備は対象外です。

ただ、補修の能力を生むのは、研究で「補修能力」の効果を得た一部の系列(バイオメタル化した型式や軍用トラックなど)だけです。そのため、大半の装備は傷ついたまま戻りません。逆に補修能力のある装備は、現地の道具だけで新品同様まで戻ります。後方の工廠で直す道も無く、どれだけ傷んでいるかも画面に出ていません。

何を面白くしたいか

現地の限られた道具で新品同様まで直せるのは不自然です。一方で、まったく直らないと、一度の戦闘の傷を最後まで引きずります。そこで「現地ではここまで、残りは後方で」という線を型式ごとに引き、直しやすさを型式選びの材料にしたいと考えています。性能は少し劣っても整備しやすい型式が、長い戦争では有利になる、という場面を作りたいのです。

構想 1:健全度と現地補修の上限

装備ごとに健全度(1 − 残っている損傷 ÷ 損傷の上限)を持たせ、型式ごとに現地補修の上限(50〜90%)を決めることを考えています。現地では、健全度がこの上限に届くまでだけ少しずつ直します。研究の補修能力は直す速さを上げるもので、上限は超えません。

上限はカテゴリごとに既定値を置き、型式で上書きします。たとえば歩兵装備 90%・防具 85%・支援装備 75%・車両 70%・航空機 60%・艦艇 50% として、構造が単純な軍用トラックは 85%、砲と車体を組み合わせた突撃砲車は 65% のように差をつけます。健全度 38% の突撃砲車なら、現地で 65% までは戻りますが、残りの 35% は工廠へ送らないと戻りません。

構想のモック(開発中の検討案)。部隊の装備の状態に、健全度の棒と現地補修の上限の目印(白線)、見込みと状態を並べる案です。数値と名前は説明用の例です。

構想 2:工廠は製造と修理を分け合う

上限を超えた損傷は、装備を自国の工廠へ後送して直すことを考えています。後送と修理の間、その装備は部隊の戦力から外れ、輸送は今ある装備の輸送に載せます。工廠では修理を製造の予約と同じ並びに積み、新規製造と同じ作業能力を使います。修理は 100% まで戻り、資材と費用は国家予算の軍備分野から払い、終わったら元の部隊へ戻します。

生産画面には「修理」の行が新規製造と並び、工廠の稼働のうち何基を修理に使っているか、修理が終わると配備/必要数がどう戻るかを出したいと考えています。工廠ごとに「修理を先に進める」を切り替えられ、外すと新規製造の空きで修理します。新しい装備を急ぐか、傷んだ装備を戻すかを、同じ画面で選べるようにします。

構想のモック(開発中の検討案)。今朝の生産画面に修理の行を加えた案です。数値・地名・部隊名は説明用の例で、実際のゲームの値ではありません。

実装の段取りと、他の仕組みとの関係

順番は、(1) 型式とカテゴリの整備性(上限率・作業量・資材)のマスター、(2) 現地補修の上限と、研究の無い型式にも使える部隊の基本補修能力、(3) 後送(一時離脱の扱いと装備の輸送)、(4) 工廠の修理作業(資材と費用、同じ処理をやり直しても二重に数えないこと)、(5) 部隊と生産の画面(日英)、(6) 保存・読込の往復と夜間の 31 日比較、を考えています。

採用済みの装備の仕様では現地で残損傷が無くなるまで直すため、その扱いを変える項目です。いつ後送するかの判断に指揮官の個性を映す構想(BTL-014、#77 で少し触れたもの)は、この仕組みの後に続けます。

ご意見をお聞かせください

現地補修の上限が 50〜90% という幅は、型式の差として感じられそうでしょうか。それとも、もっと単純に「車両は全部後送」のような分け方の方が分かりやすいでしょうか。修理と新規製造で工廠を取り合う判断が面白そうか、感想をいただけると参考にします。

画像1は開発中のデバッグビルドを検証用の手順で撮影したもの、画像2・3は構想のモック(開発中の検討案)です。数値は説明用で、実際のゲームの値ではありません。

今朝の記事:DEVELOPMENT SNAPSHOT #86 — 生産の窓が先を読む:不足の見込みと増設の提案

指揮官の判断の構想:DEVELOPMENT PLAN #77 — 指揮官が戦況を読み直す:途中の反攻と追撃

前回の構想:DEVELOPMENT PLAN #85 — 雨の日は畑も道も遅くなる:天候を暮らしに効かせる

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