ようこそ! Happa, Anonymous 月曜日, 11月 09 2026

DEVELOPMENT SNAPSHOT #88 — 空を見張る研究から:地上防空の砲と陣地を登録

地上から空を守る「地上防空」を、研究・砲の型式・施設としてゲームに登録しました。対空観測基礎から統合要塞防空までの 4 段階の研究、固定式・移動式・統制式・要塞型の 5 つの砲、観測所や弾薬庫など 5 つの施設です。あわせて、この 9 つの研究のカードに専用の絵を入れ、研究カードを「左に枠付きの絵、右に文字」の形に作り直しました。

地上防空の 4 段階の研究のカードの絵(左から対空観測基礎、空中炸裂砲術、予測射撃統制、統合要塞防空)。リポジトリの正式画像に、ゲームが表示時に行うのと同じ方法で研究カード用の共通枠を重ねて並べたものです。

研究は 4 段階、最初は「見る」ことから

地上防空の研究は、技術開発の「兵器」の分類に次の順で並びます。最大レベル 5、時期の開始年と先行研究のペナルティ、レベルごとの費用・日数は、ほかの研究と同じ規則です。

  • 対空観測基礎(初期・基準 12 日・日額 0.25 ARC)
  • 空中炸裂砲術(前期・24 日・0.25 ARC)
  • 予測射撃統制(中期・48 日・0.50 ARC)
  • 統合要塞防空(後期・84 日・0.75 ARC)

最初の対空観測基礎は知識だけの研究で、これだけでは砲は作れません。空を見張る目から始まり、炸裂弾、射撃の計算、要塞全体の連携へと進む並びです。

砲は 5 型式、作るには「型式の開発」も要る

4 つの文明に共通の基本型式として、次の 5 つを登録しました。製造には対応する研究に加えて、型式ごとの開発(Tier2 は 20 日・日額 2 ARC、Tier3 は 40 日・3 ARC、Tier4 は 60 日・4 ARC が基準)を終える必要があります。

  • 固定式対空砲(Tier2):製造工数 20、鉄 4・銅 1・木材 2、対空攻撃 20
  • 移動式対空砲(Tier2):製造工数 30、鉄 5・銅 2・木材 3、対空攻撃 14
  • 統制式固定対空砲(Tier3):製造工数 40、対空攻撃 30
  • 統制式移動対空砲(Tier3):製造工数 60、対空攻撃 21
  • 要塞型対空砲群(Tier4):砲 6 門・最低要員 24 人、製造工数 300、鉄 48・銅 24・木材 18、対空攻撃 180

砲 1 門の要員は 4 人です。移動式は砲架と運搬の機構があるぶん、固定式より製造の負担を重くし、そのかわり小隊に連れて行けます。要塞型は統制式の固定砲 6 門をまとめ、分散と統合の設備の分を工数と材料に加えています。

固定式対空砲(左)と移動式対空砲(右)の型式開発の研究カードの絵。どちらも試作品を据え付け・牽引して確かめる場面です。

小隊に入るのは移動式だけ

移動式は、小隊の支援装備(1 小隊に最大 3 種類)の 1 種類として選べます。固定式と要塞型は「固定配備」の区分で、通常の分隊や小隊の支援装備の候補には出ません。同じ砲を都市の陣地と小隊の両方に数えないための分け方です。小隊の編成の窓については #76 でも紹介しました。

射撃統制の改良は派生型にだけ加わり、対空攻撃と製造工数をそれぞれ 10% ほど、鉄を 1 増やします。地上の敵への攻撃力は上がりません。すでに作った装備が自動で更新されることもありません。

施設は 5 つ、建てても砲は増えない

建設の画面には、次の 5 つの施設が加わりました。括弧内は建設に必要な研究と、建設の参考費用です。

  • 防空観測所(対空観測基礎・20 ARC)
  • 防空弾薬庫(空中炸裂砲術・30 ARC)
  • 防空指揮所(予測射撃統制・40 ARC)
  • 対空砲陣地(空中炸裂砲術・40 ARC)
  • 要塞防空陣地(統合要塞防空・240 ARC)

陣地と要塞陣地は、観測所・弾薬庫・指揮所を構成要素として持ちます。ただし、施設を建てるだけでは砲・要員・弾薬は増えません。建設の画面にもそのことを日英で書き、研究が終わっていない施設は建てられないことを示します。砲を配備して実際に撃ち、航空機に損害を与える処理は、まだ入っていません。今回は「何を研究し、何を作り、どこに建てるか」の土台までです。

要塞型対空砲群の型式開発の研究カードの絵。中庭に 6 門の砲を並べた試験設備です。

既存のセーブを壊さない登録

防空の定義は、データを読み込むときに追加します。登録した版を保存して、同じデータを読み直しても二重に登録しません。研究の取得状況、装備の在庫、配備、施設の数は一切増やさず、研究を終えるまで製造や建設は断られます。研究の画面や建設の画面を開いて表示しただけで研究や在庫が変わらないことも、実際のゲーム画面の経路で確かめています。

研究カードに枠付きの絵

9 つの研究には、それぞれ専用の絵を用意しました。観測、炸裂弾、計算機、要塞の模型、据え付けや牽引の試作品、光学装置の検証、6 門の試験設備と、研究ごとに主題を分けています。絵には文字を入れず、研究名・期間・予算は日本語・英語ともゲームの文字で描きます。

研究カードも作り直しました。カードは 360×176px で、左に 128px 角の枠付きの絵の全体、右にレベル・研究名・期間・予算を置き、名前と期間・予算はそれぞれ 2 行まで折り返します。これまでは絵を横長のカードの背景として切り抜いていたため、絵の大事な部分が欠けたり文字と重なったりしていました。今は絵を切らずに、表示するときに研究カード用の共通枠を重ねます。絵のない研究は文字をカードの幅いっぱいに出し、枠だけを出すことはしません。研究ツリーの画面については #64 で紹介しています。

今回の画像について

画像は、リポジトリに登録された地上防空の 9 つの研究の正式な絵のうち 6 つに、ゲームが表示時に行うのと同じ配置(絵を内側に収め、その上に研究カード用の共通枠を重ねる)で枠を合成し、並べたものです。ゲーム画面そのもののキャプチャではありません。数値は登録時の校正値で、今後の調整で変わる可能性があります。

前回の記事:DEVELOPMENT PLAN #87 — 壊れた装備はどこで直す:現地の補修と後方の工廠

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